
R9100とR-550、似たような形のSPD-SLペダルの一番安いモデルと高いモデルで
重量は228gと310g、持ってみると数字以上に重さの違いを感じます。なので価格の差は
3倍以上ありますしが、クリートをはめる仕組みは同じなのでグレードにこだわらなければ
安いモデルでも支障はありません。

裏側を見ると、ロードクリアランスが3度が違うのでシャフトの長さが違いますし
シャフトを回し比べると、ベアリングが違うので回転の滑らかさに差があります。
1日走るとペダルは数万回は回転するので、ペダルの重さが軽いとかシャフトの回転が
滑らかというのは、体感できるかは別にしても絶対に効果はあるはず。
自転車のパーツの価格差とはこういうことです。
ちょっと軽くて、ちょっと性能が良いだけで価格がぐっと上がる。価格の差には
必ず性能的な差があります。そこにメリットを感じるなら上位グレードを
感じないならエントリーグレードでも実使用に大きな差はありません、いやあるか。
だから難しい。
こういう「小さな差」を感じれるか、どう思うかは、こればっかりは人によると思います。
モノに対するこだわり具合とか性格とか経験値とか。
どちらにするのか迷って決められないなら、「上のモデル」を選ぶ方が後々使っていって
後悔することは少ないと思います。